学園天国友引高校

評価は★５が最高。自分個人が好きな話。
今までワキをかためていたキャラが主役として出演したり、新キャラも登場。
ちょっぴり切ない話や、宇宙の神秘なる出来事や、面堂家の変わった行事など爆笑てんこもり。
TVの作り側スタッフの暴走が始まってくる。（いい方向への暴走だと思う。）

第　80　話題名「夫婦げんか食うか食われるか！？」

あらすじ
諸星家にある人物がやって来た。諸星家は非常に気を使っている。

気を使っていないのはラムとテンだけ。

その非常に気を使うちょっと怖い人物は…ラムの父ちゃん。

ラムのお父さんは自分に対して最近冷たい嫁に反省を促す為に家出してきたと言うが、

その話はどう聞いても「嫁に追い出された」という感じ。実際そうなのだが、ラムの父さんは認めない。

自分のおかずだけでは腹が減って、ラムの母ちゃんのおかずを取って怒られて

追い出されたというのが真相だが

向こうが（嫁・ラムの母親）謝るまで家に帰らないという宣言に諸星家にとって

食糧事情が非常に切迫する事態となる。

そして普段会えない娘のラムの授業参観を行い、クラスの男子に「男の道」を問い始める。

地球に来た理由を知らないクラスメートにとって、

唐突に始まる愚痴のような「男の道」説法に、はたしてついていけるのか？

ツッコミどころ
「…その一口が、ブタになる…」

おそらく夕食時、ただ1食分にしては肉の量とかが多すぎ。

独身時代のラムの父ちゃんスリムで、結婚したら体型変わり過ぎ。

ラムの母ちゃん言い方はきついが、確かにやっぱりちょっとはダイエットした方がいいぞ。

そのうち重すぎて、レイのように補助装置をつけなければいけなくなるかも…飛べなくなっちゃうぞ！

話には関係ないが、鬼族はみんな髪が緑かと思っていたが今回ラムの父ちゃんが主役でよく見ると髪が黒となっていた。

これは初登場から黒だったが、今まで気づかなかった。

あと諸星家の食糧事情が、普段からかなり切迫している事が判明。

あたるがいつも早弁したり、盗み食いしたり面堂家でうれしそうに腹一杯食べているのは、それなりに理由があるとわかる（笑）。

自分評価　　★★

第　81　話題名「ミス雪の女王キッスを奪え！」

あらすじ
模擬試験終了後、ラムにお好み焼きをおごってもらうことになったあたる。

あっさりついて行き、そこで2人っきりで旅行に行こうと誘われる。

初めは嫌がっていたが、

旅行パンフで障害物レースに参加して優勝すれば雪の女王のキッスがもらえるという企画があるのを見つけてそこへ行く事に決定。

情報を手に入れたメガネ達4人組としのぶ＆終太郎が後を追う。

あたるのみ大男が前にいた為、女王を事前に見れなかったがスキー場でバックに潜んでいたテンも含めて

全員がそろい、イベント参加する事が決まる。それぞれの思惑が絡み、障害物レースが始まる。

ツッコミどころ
ラムとあたるの旅行計画をスパイする為に、いろいろと苦労するチビが気の毒（笑）

始めしのぶに協力要請するもののカバンでおもいっきりぶったたかれ、顔が３倍ほどに膨れ上がっている。

しのぶに治療費請求の裁判起こしても即日勝訴するぐらいな脹れようだ。

…メガネの妄想大爆発。

よくもここまで妄想が膨らむと思うが、それがメガネクオリティ。（爆）メガネ、チビの治療費出してやれよ…。

…しのぶが小細工するも、失敗…。…しのぶは意外と自分の恋に正直で、手段を選ばない時がある。

しかし、それでも清純派。

そしてやっぱりあたる、最初の案は「お金のからない休みの過し方」（こたつでみかん…笑）

自分評価　　★★

第　82　話題名「恐怖の聖バレンタインデー」

あらすじ
空中浮遊しているテンに、いきなりバックを投げつけ地上に落とす過激な幼稚園児「まこ」

名札にでっかく「まこ」とあるだけで、名乗りもせずに（笑）唐突にハート型チョコを渡して逃げるように立ち去る。

バレンタイデーという地球の習慣を知らないテンは受け取ったチョコの意味をラムから教えてもらって大慌て。

そして立ち去ったはずの「まこ」が幼稚園の制服を着替えて私服に三輪車で、いきなり再登場！！。

そしてテンに対して恐怖の宣告！！

まこ「チョコレートを受け取った以上、私と結婚しなくちゃならないのよ！！

これは日本の法律なのよ！！」

テン「なにが法律やねん、俺はガキは相手にせ～へんのじゃ！！」

まこ「あらそうじゃあ警察にうったえるわ、あんた死刑よ！」

ドーン！！！衝撃を受けるテン。

チョコを返そうとすると、

「私が受け取らないと2人の関係は清算できないわ。法律で決まっているのよ～！！」（爆笑）

逆に逃げるまこに対して追いかけるテン。

家に逃げ込むとまこのお母さんが、待っていた。美人のお母さんに、まこと正反対の態度を取るテン。

そこへラムのチョコから逃げていたあたるが乱入。

あたるは美人のお母さんが進める来客用のチョコのお菓子を食べてしまう…。

ツッコミどころ
おっそろしくデフォルメされた街中を三輪車で疾走する幼稚園児！そして逃げるオムツ！！

まこちゃん…早くテンに自己紹介ぐらいした方がいいぞ！

ラムやあたるの表情、動き全てがgood！！

ラムとあたるのキスシーン、

キタァ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!…

…ごほっごほっ、キタァ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!

しかし、電撃を発して何故くっつくのか？あたるはいつから磁性体になったのか？謎だ！！！

後半部分、2年4組で結局ラムにもらったらしい（むりやり）チョコ1個を見せびらかすあたる。

しかし山盛り状態のもらったチョコに半分埋もれている終太郎に、あえなく撃沈状態に笑。

最後に一言。カボチャパンツのまこちゃん、かわいい！！！

自分評価　　★★★★★　　　

第　83　話題名「ラブラブキャッチボール！」
あらすじ
テンがそれぞれ「サクラ」「しのぶ」「ラン」を電話で喫茶「時計坂」へ呼び出す。

ラムの父ちゃんに買ってもらったラブラブキャッチボールをためす為らしい。

ラブラブキャッチボールとは、見ればしあわせな未来のだんな様や奥様がわかるという宇宙一信用があるアイテム。

ラムも含めてボールを試そうとするテン。

最初は将来への不安から、なかなかボールを試す事が出来なかったラム達だが、

最初にしのぶが未来の相手を覗いて見る。

…しかし思惑がハズレ、驚愕するしのぶ。

一方あたるは男性用のボール（未来の妻がわかる）を持って面堂と喫茶店で合流。

見たくても見れないジレンマに陥る（おちいる）あたる達。

しかしテンの「自分の将来に責任もてんヤツが見たってしょうがないもんな～」というセリフで2人とも見る事を決意。

その頃、しのぶに続いて次々にボールの中で将来のだんな様を見るラン、ラム、サクラ。

全員がそれぞれ想っていた相手とは違い、お互いを許さない気持ちになってしまう者、

運命とあきらめる者と、パニック状態になってしまう。

いち早く逃げ出したテンは、

販売元からの連絡でボールが結婚したらトラブルになるという間違ったボールが配達された事を知るが

喫茶店は暴れたあたる達によって崩壊していた。

ツッコミどころ
テン「運命にはさからえへんでぇ、しのぶ姉～ちゃん今見た男と結婚せなならんね～ん！」

日本の法律だからか？（笑）

珍しいシーンが見れる。

１：ランちゃんの「面堂さん」発言

２：若の「俺」的発言

①はランちゃんがしのぶに対して

「ラブラブキャッチボールに出てくるのは面堂さんだったりして。」というセリフがある。

ランちゃんはラムへの復讐の為、2年4組のクラスメートの動向はラムとラムのダーリン、つまりあたるの2人にしか

興味がなく他のクラスメートの名前など知らないのかと思っていたが、ちゃんとリサーチしていたらしい。

ランちゃんに対してアプローチしている姿というのは、友引高校ではあたる以外には見た事無く

終太郎でさえ「ラン」に言い寄っている姿はない。

接点がないのでランちゃんから「面堂さん」というセリフを聞くと、

なんだか違和感大爆発である。

うる星キャラは意外と横のつながりが薄い。ランだけでなく弁天等も友引高校に転入するのは難しいとしても

もっとあたる以外のクラスメートと接して欲しかった。

②若が自分の事を「俺」と言っている。

いつもなら終太郎は、自分の事を「僕（ぼく）」といかにもおぼっちゃまらしい

育ちのいいしゃべり方をするのだが、あたるとの会話の時に「～俺なら～」と発言している。

あたるとの会話が聞こえる範囲に黒メガネや、女の子がいなかった為だろうか？

いつも誰かに見られていると無意識に感じて、

無意識に自分を作っているのなら、それに気づこうとしない若が、かわいそうだ。

マジメな部分での本来の姿というのは、実はもっと砕けた感じ

（同じクラスの男子と、もっと普通に友達付き合いできるような）なのかも知れない。（多分妄想だ。自分…○|￣|＿）

エッシャーのだまし絵のような喫茶店、こんな喫茶店があったら行ってみたいな～

背景美術設定もきっちり描いている、うる星世界がナイス！！

しかし…あたる…なんで喫茶店に若一人を呼び出すんだ？自分ひとりでもいいんじゃないか？（爆）

なにか食い物を頼んで若に、たかるつもりだったのか？

サクラのあたるとすでに夫婦ではないか？という問いかけに、ラムのセリフ「正式にはまだ。」

→うっひゃめ　Σ(￣□￣|||)…苦労してるねぇ…ラム。でも追いかけっこの話だから、しょうがないか。（笑）

自分評価　　★★★★

第　84　話題名「面堂家仮面ぶとう会」
あらすじ
諸星家の屋根の上でネコの「すだれのトラジマ」と仮想敵をあたるとして怪傑ゾロごっこをしているテン。

屋根の上でうるさいとあたるが怒るが、そこへ面堂家の黒子が了子のメッセージを持って現れる。

了子の伝言は仮面ぶどう会に参加して欲しいというもの。

そして優勝者？には了子の熱いキッスが送られると聞きあたるは喜ぶが、ラムはいい気がしない。

珍しくあたるは普段着のままで参加してもいいのかと、とまどっていたが問題は無いと聞いて不思議に思う。

そのころ面堂は了子が主賓として面堂家へ諸星を招き入れる事を知り、興味がなかったぶとう会への参加を決める。

同時に選りすぐりの兵士を編成し、

またスポンサー権限でＴＶで諸星あたるに、うらみのある人物はぶとう会に参加するように呼びかける。

夜、ぶとう会場に到着するあたる。

人ごみに紛れていっしょに来たラムやジャリテンをまいて了子の所へ行こうとしていたのに

着いた場所には静寂があたりを包み、しかも外で人一人いない。

そこへ響く雄叫びが…。現れる大勢の仮面の男達。

そしてあたるを襲う、ひょっとこの仮面の男。はたしてその正体（爆笑）は…？？？

ツッコミどころ
激しく、版権（＝著作権）に、さりげなく抵触しているようなパロディのオンパレード(スゲェ・笑)

マジンガーZ、ET、月光仮面…

ガンダムのキャラやロボ（ファンに対してロボと言ったら怒られる可能性あり。気をつけよう。）

この当時はあまり版権にうるさくなく「うる星」にパロディされるというのが、一種のステータスシンボル。

キャラのパロディだけでなく、映画のストーリーも一部ブルース・リーの映画をパロっている。

（元ネタ映画見た事あるけどセリフがあったか覚えていない…ブルース・リーは、いつでもどこでも誰に対しても

「あちょー」とか「ほわあああぁぁ」としか言ってなかったような気がする…よく他人と意思疎通ができるな～と思っていた。）

そして黒子には女性もいる事が判明。女の子の着替えを男が手伝うわけにはいかないので、了子の着替えシーンの時、

側で手伝っている黒子の声が、おばさん声だった。

あたるにやられて伸びている若に対して、了子様「いいお婿さんをもらって、りっぱに面堂家の跡を継ぎます～！」

さすがは了子様、鬼畜すぎ（笑）

自分評価　　★★★★★

第　85　話題名「宇宙かぜパニック！」

あらすじ

珍しくラムの父親がラムに会いに来る。しかし風邪をひいていたので早々に切り上げて帰っていくが

風邪はしっかりラムに移っていた。次の日ラムは登校するが、一応他の人に移さないようマスクをしていたが、

そのマスクをねらってメガネ達4人組が動き出す。

あたるはラムからマスクをうまく言いくるめて取り上げて、一儲けをたくらむ。

思惑どうりに小銭を稼ぐが、男子生徒たちがトイレにこもって教室へ戻ってこない。

呼びに行くが、男子生徒たちはラムのマスクによって、とんでもない未知との遭遇におちいっていた。

もれなくあたるも、同じ境遇に…

ツッコミどころ

やっぱりラムのマスクによる関節キッスが欲しかったのか、若？

しかし自分の前に、ラムのマスクによる間接キッスを欲しがっている男子生徒がたくさん並んでいて、

どちらかと言えば、その男子生徒達と間接キッスになるんじゃないのか…○|￣|＿

あと気になったのは、しのぶのセリフ、とんでもない事になった終太郎に向かって

「あなたから顔を取ったら何が残るの？あっはっはっはっは…」と悪役笑いをしていたが、

いくらなんでも、『しのぶ』がかわいそうである。

ストーリーによってスタッフの思惑によって、かわいかったり、そうでなかったり。

ラムはヒロインで、いつもかわいく、健気（けなげ）という風に描かれているのに、

しのぶはその時によって性格を変えて描かれていて、

うる星スタッフはもう少し『しのぶ』を、性格をその時々に変えるのではなく、

ストーリーに左右されずに、もっとかわいく性格を描いて欲しかった。

自分評価　　　★★★★

第　86　話題名「竜之介登場！海が好きっ！」

あらすじ

シーズンオフの海に開いている浜茶屋へと望みをかけて海へ来たあたる、終太郎、ラム、しのぶの4人組。

しかし海は荒れていて泳ぐ事はままならず

海に向かって「海のバカやろ～！」と文句を言おうとしたら同じように叫ぶ奇妙な2人組みが…

目の周りアップだけは、ゴルゴ１３な親父と少し小柄な男。

一年中浜茶屋をしているというこの親子は、４代目の跡を継ぐかどうか、もめていたのだ。

初めは食い物につられて４代目予定「藤波竜之介」を説得していたが、家業を継ぐかどうかは家庭の問題として

あたるも終太郎もそっけない。

しかし竜之介の正体を知った二人は態度を豹変させる。

そう竜之介は極めて男らしい女の子だったのだ！

ツッコミどころ

「俺は浜茶屋王になる！！」…違う。○|￣|＿

声をあてた田中真弓さんは本当に芸達者な方だ。

しかし、あたる達は何故、海辺まで来たのだろうか？明らかに彼らの服装は長袖で水着さえ持ってきていない。

浜茶屋メニュー「ら～めん」とか「粉っぽいカレー」とか食いたい等と言っているが…

それだけの為に海に来たのか？

自分評価　　　★★★★　

第　87　話題名「さよならの季節」

あらすじ

放課後、あたるがメガネに話があると、さそう。その話とは「身を引いて跡をまかせる」という話。

メガネは、ついにあたるがラムから身を引くのだと大喜び。

喜び勇んであたるに

「牛丼」「ハンバーガー」「焼きソバ」「お好み焼き」「クレープ」「焼き鳥」「ラーメン」「喫茶店での軽い食事」をおごる。

一方、偶然あたる達の話を聞いてしまったしのぶは、「あたる」が「ラム」から身を引いた場合、

ラムとの最短距離にいるのが「面堂」と知って動揺。

近隣の「赤口学園」「仏滅女学院」「三隣亡学園」の面堂くんファンクラブ？に召集をかける。

そして「あたる」が「ラム」から身を引く事を阻止する為に、組織的に動き出す。

ツッコミどころ

メガネ暴走。自分とラムとの一人芝居が見ていてちょっと恥ずかしい。

（それだけ声をあてた千葉氏の演技がスゴイのだが…）

放課後2人で帰る、あたるとメガネ。何故に手を握ったまま帰るんだよ…○|￣|＿

しかし「ラム」をモノ扱いで、ゆずる。ゆずらない。というのは、いくらなんでも失礼な話だ。

ラムでなくても女の子だったら、誰でも怒ると思う。

（相手の気持ちも考えずに、人格を否定しているというか…ヒトではなく、モノ扱い。

あたるでさえ「俺の女」と言う時がある…これが「俺の彼女」とか言うなら許せるんだが…）

面堂君ファンクラブ？の女性徒の中で、車を運転している娘がいるんだが…免許はどうした？

自分評価　　★★★

第　88　話題名「ランちゃんのデート大作戦！」
あらすじ

朝、やさしげ～に竜之介を起こす親父。朝ご飯、「お前は育ち盛りだから～」とみそしるのお代わりをくれる。

しかしそれは罠。しびれ薬入りのみそしるだった。朝っぱらから元気にケンカする2人。

だが、しびれ薬で体の自由が利かない竜之介は、

背中に「男」とアップリケのししゅうをされた学生服を着せられる。

ヨロヨロで廊下を歩く竜之介に、ちょうど購買部に消しゴムを買いに来たランが遭遇。

血が出ている竜之介にハンカチを渡して立ち去る。

ランの立ち振る舞いに、ハンカチの香りにうっとりする竜之介。ランに女の子としての理想像を見たのだ。

ランにデートの申し込んで女の子らしさを学ぼうとする。

あたるは「女の子同士のデートなどもってのほか！」と怒るのだが…。

ツッコミどころ

竜之介にハンカチを渡して、桜の花びら舞う中庭を走り去るランちゃん。

まだ2年4組ラムと同じクラスだと、知らない竜之介に対して他意がないその姿は、

ランの素の姿であって、やっぱりかわいい方が本当の姿のランちゃんに見える。

竜之介のランちゃんのパフェの食べ方観察…細かく観察している場面が、笑いをさそう。

「リスト（手首）をかえしつつ、ワキをしめる。そうか～俺はワキが甘かったのか～！！」

EDが「星空サイクリング」へもどる。

自分評価　　　★★★

第　89　話題名「はっぴいバースディマイダーリン」
あらすじ

ラムが学校を休むようになり、2年4組が奇妙な緊張感に包まれる。ラムが休んでもう3日。

しかし、あたるは口をつぐんで無言を通す。

そのただならぬ雰囲気に、ついにメガネ達が真相を暴こうと動き出す。

一方ラムは、映画を見たり、ウインドウショッピングらしきものをしたり、無目的に一日をすごす。

原因は、あたるの誕生日をラムが覚えていなかったという事から、

あたるがいじけて、ラムの謝罪を受け入れもせず、またラムの誕生日は「お前達（鬼族）の暦なんか知らん」という

一方的なこじつけで、あたるが精神的にラムを拒否したという事態になっていたのだ。

このギクシャクした関係を戻す為に、サクラが動いたりもするが、

あたるが素直な気持ちで、ラムの謝罪を受け入れない限り、周りが心配しても解決はしない。

あたるとラムの関係が近すぎて（いつもいっしょにいて）、あたるはあやまるきっかけがうまくつかめない。

ガールハントもせずに、無表情でゲームセンターで、ゲームをするあたる。

雨の中、一人さまようラム。

今までに無い、精神の結びつきの崩壊を迎えるあたるとラム。

いったいどうなるのか…。

ツッコミどころ

…あたるが全て悪い。

自分の苛立ちを、無差別に周りに撒き散らし過ぎ。受け皿にされてしまった事情を知らない人々はいい迷惑である。

家が貧乏で、豪勢にお誕生日を祝ってくれなかったかもしれないが、それでも両親は一人っ子のあたるに

今まで、つつましいながらも、お誕生日を祝ってくれていたのだと思う。

そして家族の一員として、両親の代わりに、両親以上に近い存在になったラム。

その「近い存在」に、いくら真剣に聞いていなったからとはいえ、誕生日を忘れていたラムを許せなかったという事は

想像できるが、それでも謝っているラムを拒否したあたるは、大人気ない。

いつも近くにいるから、いつもと違う『イベント（雨の中のお迎え）』がなければ

謝るきっかけがつかめない。というのは分かるけどさ…。

雨の中、黒メガネからの報告を聞いていた、終太郎の全てを悟ったような、静かな笑いが印象深い。

…しかし若…なんで男のしかも「あたる」の誕生日そらで覚えているんだよ…（笑）

自分評価　　★★★★★以上